ゴールデンウィークは家族旅行へ

2014-05-12

ゴールデンウィークは久しぶりに家族と過ごす時間が取れましたので、家族旅行へ出掛けました。目指すは西日本。

初日は岡山。5年前に学会で訪れて以来です。前回も同じ5月でしたね。

日本三名園のひとつ、岡山後楽園でその景観を堪能し(子供達は鯉のエサやりに興じておりましたが)、

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内堀で白鳥の足こぎボートに乗った後(風が強くて漕ぐのが大変!家内と二人、足がパンパンになりました・・・)、

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岡山城天守へ。安土城を模したともいわれる天守は特徴的で、威風堂々たる姿に思わず見入ってしまいます。その漆黒の外観から烏城(うじょう)とも呼ばれておりますが、度々訪れている松本城に似ているな、と思っていましたら、松本城はなんと烏城(からすじょう)と呼ばれているとのこと。勉強になります。そういえば、我が家の御贔屓、坂東三津五郎さんもお城が大好きでしたね。

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ゴールデンウィークということで、敷地内では子供向けのイベントが多数行われており、子供達もかなり楽しんだ様子。良かった!

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二日目は島根県出雲市へ移動して出雲大社へ。

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かねてから訪れたいと思っていながらなかなか叶わず、今回が初めての参拝です。

大国主大神のために天照大御神がお造りになったという、神話の世界から続く由緒正しき神宮。84代目の宮司は、天皇家に次ぐ古さとのことです。それだけでも有難い気分になりますね。

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平成の大遷宮の翌年ということもあり、皇室の方でさえ入れないという本殿内部が特別に公開されておりました。私は今年前扼ですので、この機会に厄払いをしていただきました。

境内では神楽が催されておりました。日本最古の芸能である神楽は、もともと神に捧げる儀式であったとのことですが、宮中の人々はきっと楽しんで観ていたことでしょう。歌舞伎が大好な我が息子も、その源流たる神楽の所作に興味深く見入っておりました。観終わると「楽しかった!」と一言。

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定番の出雲そばとぜんざいを戴き、歌舞伎の創始者である出雲阿国のお墓を通り、国譲り神話の舞台となった稲佐浜へ。ここは神在月になると、全国より八百万の神々がお集まりになるところです。

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ちょうど先日、大国主大神の登場する神話「因幡の白兎」を読んだばかりの息子にとっては、非常に良い勉強となったことでしょう。

そして夜は、この旅最大の目的、寝台特急サンライズ出雲に乗って東京へ!

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二階建ての個室は子供心をくすぐるらしく、いつまでも二人で窓の外を眺めつつはしゃいでおりました。

大変リフレッシュできた旅で、心も体も充電満タン!また日々の臨床を行う活力をもらった旅でした。

 


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