歯周病「専門医」による高度治療|岩野歯科クリニック 歯槽膿漏 成城学園前 世田谷区 喜多見 祖師谷大蔵

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東京都世田谷区成城6-9-4笹本ビル2F

Perio / 歯周病

日本歯周病学会認定の歯周病専門医による、  高度歯周病治療

¶日本歯周病学会認定「歯周病専門医」をご存知ですか?

当院の院長、岩野義弘は日本歯周病学会認定「歯周病専門医」の資格を有しております。

歯周病(歯槽膿漏)治療のスペシャリスト」です。

 

現在日本の歯科医師数は約8万人です。

その内、歯周病専門医は約1%にあたる1000人程度

しか存在しません。

成城地域では当院のみとなっております。

(2012年6月現在)

歯科医師 歯周病専門医

・日本歯周病学会専門医名簿
http://www.perio.jp/roster/tokyo/

 

歯周病治療を行うのに資格は必要ありません。

しかし、下記のようなシビアな条件をクリアして初めて

なれる歯周病専門医は、より確かな経験・技術・知識を

有しており、患者様には安心して治療を受けて頂けると

思います。

 

以下の条件を満たして、

はじめて歯周病専門医資格を取得できます。

専門医

 

①日本歯周病学会指導医のもとで5年以上の歯周治療の臨床経験を有する ②日本歯周病学会の会員になってから5年以上経過している ③申請時に50単位以上を取得している  (学会参加・学会発表や論文発表により単位を取得します) ④包括的歯周病治療が終了してメインテナンスに移り、  6か月以上経過した症例が10枚以上ある ⑤上記をクリアした上で、歯周病専門医試験(書類診査・症例発表・口頭試問)に合格する

 

上記をクリアし、歯周病専門医試験(書類診査・症例発表・口頭試問)に合格してはじめて専門医資格を取得できることになります。

 

また、この資格は一生のものではなく、資格保持のためには5年ごとに、学会参加・症例発表・研修会参加等を必須とした更新が必要です。

つまり,常に歯周病学の研鑽を積んでいなければ,専門医を維持する事はできません。

 

院長は、日本や海外での様々な学会に出席し、歯周病に関する発表を行うことにより、最新情報の取得、および発信に努めています。

 

発表1 発表1

1. Iwano Y, Tamura M, Moriya Y, Orii H, Ochiai K, Ito K (2011) Streptococcus mutans inhibits growth of Porphyromonas gingivalis, and P. gingivalis extracellular factors inhibit S. mutans adhesion. 96th American Academy of Periodontology Annual Meeting. Miami Beach, USA.

2. Iwano Y, Ito K (2010) New surgical approach to cover exposed root surface. 95th Annual Meeting American Academy of Periodontology in collaboration with the Japanese Society of Periodontology.Honolulu,Hawaii,USA

3. 岩野義弘, 伊藤公一 (2010) 広汎型侵襲性歯周炎患者に対し包括的治療を行った一症例. 第53回春季日本歯周病学会学術大会, 盛岡.

4. Iwano Y, Sugano N, Matsumoto K, Nishihara R, Yoshinuma N, Ito K (2009) Microbial observations in patients with periodontitis and dental caries. 94th American Academy of Periodontology Annual Meeting. Seattle, USA.

5. 岩野義弘, 菅野直之, 西原理恵子, 松本一真, 岡成樹, 伊藤公一 (2009) 歯周炎とう蝕との関連. 第51回春季日本歯周病学会学術大会, 大宮.

6. 岩野義弘, 伊藤公一 (2008) 慢性歯周炎の治療後に血糖コントロールの改善と薬物性歯肉増殖の消退を認めた一症例. 第50回春季日本歯周病学会学術大会, 横須賀.

7. 岩野義弘, 岩崎宏泰, 嶋田浩一, 小幡純, 水村裕一, 増田晴美, 伊藤公一 (2002) 炭酸ガスレーザー照射によるLPSの局所シュワルツマン反応に対する影響. 第44回春季日本歯周病学会学術大会, 舞浜.

 

当院の歯周病治療はすべて歯周病専門医の院長が治療計画を立て、担当衛生士とのチーム医療により進めて参ります。

歯周病でお悩みの方、一度当院にご相談ください。

 

 

¶歯周病治療では、患者様自身が歯科医院を「見極める目を持つ事」が大切

「治療法は、どこの歯科医院でも同じで、治療結果の差異はドクターの腕による」

 

このように多くの方が思われていると思います。

ドクターの腕の良し悪しで治療結果が変わってくることは正しい認識です。

しかし、「治療法は、どこの歯科医院でも同じ」というのは正しい認識ではありません。

 

当院で選択している治療法、および考え方をここでご紹介します。

 

 

1.「歯周組織再生療法」‐失われた歯周組織の再生

歯周組織とは、歯を支えている組織(歯槽骨、歯肉、歯根膜、セメント質)のことです。

歯周病が進行すると、歯周組織が破壊され、歯ブラシの時に出血してきたり、歯がグラグラしてきたりします。

 

歯周病治療

歯周病治療のほとんどが、その進行を止める治療法であるのに対し、歯周組織再生療法とは、失われた歯周組織を回復できる、いわば時計の針を逆回しにする治療法です。

 

代表的な治療法として「骨移植術」「GTR法」「エムドゲイン療法」があります。

この治療法がうまくいけば、他院で「この歯は抜かなければなりません」と言われてしまった症例(重度歯周病)でも抜かずに保存できるケースも出てきます。ただし、適応症は正しく選択せねばなりません。

1例として、エムドゲイン療法をご紹介します。

 

エムドゲイン療法

エムドゲイン療法とは、歯の発生過程に重要な役割を示す、エナメルマトリックスタンパク質という特殊なタンパク質を含む薬剤を患部に塗ることで、歯が作られる過程を再現することにより、歯周組織を再生させる治療法です。日本では1998年より臨床応用されています。これまで世界各国において100万件以上の臨床応用がなされておりますが、副作用の報告はなく、安心して用いることのできる材料です。

 

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麻酔した上で、治療する部分の歯肉を切開します。 歯石などの感染部を清掃し、取り除きます。 骨を失った部分にエムドゲインゲルを塗布します。 切開した歯肉部分を縫合します。

 

下の画像は、当院でエムドゲイン療法を行った症例です。

レントゲン写真より骨の再生が確認できます(オレンジの矢印部分)。

 

ビフォアー アフター

歯周組織再生療法は外科処置を伴います。

初期段階の歯周病であれば、外科処置をせずに治療を進めることができますので、自覚症状が無くとも(歯周病は悪化するまで自覚症状はほとんどありません)、定期的に歯科医院で診てもらう事を強くお勧めいたします。

 

 

2.「歯周形成外科」‐美の追求

矯正治療や過度な歯磨き圧などにより、歯肉が下がり、

歯が長く見えてしまうことがあります。

このように歯根が露出してしまうと審美性が低下する、

むし歯になりやすくなる、歯磨きがしにくくなると

いった問題が出てきます。

 

当院では「歯周形成外科」という方法で、この問題点の改善に取り組んでいます。

歯周形成外科には大まかに分けて以下のような手法があります。

歯根露出

 

■結合組織移植術

上あごの奥歯の内側から移植する歯肉  を採取します。    移植する箇所の歯茎を切開し、その中  に採集した歯肉を入れます。    歯肉を採取するために切開した歯茎は  2週間程度で元通りになり、移植され  た歯茎はおよそ1ヶ月程度で傷跡がな  くなり、周囲の歯茎と区別がつかない  自然な状態になります。

この技法は一見簡単なように思えますが、実は非常に高度な技術を要します。

当院で行った症例を以下ご紹介します。

ビフォアー アフター1 2

担当医からのコメント

院長

右下の犬歯に約3mmの歯肉退縮がみられます。 フラップレスにて歯肉溝内より袋状の移植床を形成し、口蓋より採取した結合組織片を設置、吸収性糸にて縫合します。 術後の経過は良好であり、露出歯根面は完全に被覆されるとともに、角化歯肉幅も増大しております。

 

 

■歯肉弁移動術

移植片を用いることなく、歯肉の位置を移動することによって露出した歯根面を覆う方法です。歯肉弁歯冠側移動術、歯肉弁側方移動術、両側歯間乳頭弁移動術などがあります。

 

両側歯間乳頭弁移動術の症例

ビフォアー アフター1 2

担当医からのコメント

院長

左上の犬歯に6mmの歯肉退縮が見られます。
歯の両側の歯肉を削いで歯肉退縮部へ移動、縫合しました。 削れてしまったエナメル質をコンポジットレジンにて回復するとともに、露出歯根面の被覆と角化歯肉幅の獲得を同時に行い、審美的に満足のいく結果を得られました。

 

 

■Bidirctionally Positioned Flap Surgery

これは上記で説明しました、結合組織移植術と歯肉弁移動術の欠点を補うべく院長の考案した手法です。

 

この新手法は2010年ハワイで行われましたAAP-JSPハワイ大会JSPポスターセッションにおいて最初に紹介し、臨床優秀ポスター賞を受賞しました。

 

ハワイ発表 受賞 サティフィケイト

ビフォアー アフター5 6

担当医からのコメント

院長

右上の犬歯に約2mmの歯肉退縮がみられます。歯肉弁を3枚におろし、それぞれを歯間側および根尖側へ移動、縫合します。この手法により、2次的な創傷を生じずとも、露出歯根面の被覆と角化歯肉幅の増大を同時に行えます。術後、根面は完全に被覆され、角化歯肉幅も増大しています。

 

また、海外の専門誌「Quintessence International」に投稿・アクセプトされ、今後掲載予定となっております。

Bidirctionally Positioned Flap Surgery :A case Report with3-year Follow-up

 

ご興味おありの方はご一読ください。

 

 

3.「1口腔1単位療法」‐木も見て、森も見る

歯周病は歯周病原細菌による感染症です。

感染は1歯のみに起こるのではなく、お口全体に広がります。

そのためお口全体の状態を把握し、全体のバランスを考え

ながら治療をする必要があります。

歯周病治療の最終ゴールは、プラークコントロールのしやすい

口腔内環境の整備であり、それをいかに長く維持できるか

が大切となります。そのため、悪い部位だけを治療するのでは

なく、自覚症状のない部位も含め問題をすべて抽出した上で

1口腔1単位での治療を行うことが肝心です。

 

「木を見て、森を見ず」ではなく「木も見て、森も見る」。

この視点が歯周病治療では特に重要となります。

院長対談

 

4.「咬合管理」‐適切な咬み合わせの回復

歯周病によって奥歯を失うと、咬みあわせが低下し、前歯が突き上げられ、歯並びが悪くなります。

 

皆さんは「咬み合せが悪くなっても問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、決してそのような事はありません。咬みあわせの問題は、歯に加わる力のバランスを変化させ、それが歯周病による歯周組織破壊を助長させる可能性があります。

 

また、咬み合せがおかしくなることで肩こり、頭痛、腰痛など体の不調が出る可能性があるとも言われています。

 

このようなことから、当院では歯周病治療と共に、適切な噛み合せの回復を考慮に入れた包括的治療を実施しております。

 

フェイスボウ チェックバイト

 

以下は当院で行った歯周病と咬み合せ治療の症例です。

 

ビフォアー アフター7 8

担当医からのコメント

院長

歯肉の腫脹と咬み合わせの不調和を訴えて来院された患者様です。全顎的に浮腫性と線維性の混合型の腫脹が認められます。線維性腫脹は、カルシウム拮抗薬服用による副作用です。また糖尿病、腎不全と重篤な全身疾患が認められます。プラークコントロール、全顎スケーリング・ルートプレーニング、虫歯治療、歯の根の治療、歯周外科治療、矯正治療を含む包括的治療を行いました。薬剤の変更を行うことなく歯肉の炎症状態は改善され、咬合も安定し、メインテナンシビリティーの高い口腔内環境を獲得することができました。

 

 

5.「プラークコントロール」‐原因菌をコントロール

プラーク(Plaque=歯垢)とは虫歯や歯周病の原因となるバイオフィルム、すなわち細菌の塊です。食べカスではありません。この細菌を意図的にコントロールすることをプラークコントロールと言います。よくCMなどで流れていますので耳にした事はありますよね。

 

一般的にはブラッシングや洗口剤などで汚れを落とすこととイメージされています。

それらはセルフケアと呼ばれ、歯周病治療においても非常に重要です。それとあわせてプロフェッショナルケアと呼ばれるプラークコントロールも不可欠です。

詳しくは予防歯科をご覧ください。

すなわち適切なプラークコントロールとは、

ご自宅でのケア(セルフケア)+歯科医院でのケア(プロフェショナルケア)」であると認識して下さい。

 

歯科医院でのケアとは?

 

以下に、プロフェショナルケアについてご説明します。

 

検査・診断

短期間の間に病態の変化がなかったかどうかをそれまでのデータと比較して問題点のピックアップを行います。併せて全身状態の変化についても的確に把握します。

 

ブラッシング指導・生活習慣指導

ブラッシング状態を調べ、効果的なブラッシング指導を行います。併せて生活習慣の改善等を、患者様のライフスタイルなどを考慮しながらご提案致します。

 

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

歯と歯茎の間や、ブラッシングの困難な部位など、毎日のブラッシングだけではどうしても落とせないプラークが存在します。それを歯ブラシや特殊な器具を用いて除去し、クリーンな口腔内環境を獲得します。必要に応じてフッ素入りペーストにてツルツルに磨き上げます。

 

 

6.「ペリオドンタルメディスン」‐全身疾患をも考慮

難しい言葉ですが、噛み砕いてご説明しますと、歯周病と全身疾患とが相互に関連する(歯周医学)という考え方です。「歯周病と全身疾患?」と思われるかもしれません。

 

歯周病は細菌感染に伴う慢性炎症性疾患です。すなわち、体の一部に慢性的な感染巣を抱えていることになります。そのため血液を介して細菌が全身を廻り、全身の様々な病気を引き起こすと報告されています。

関連性が報告されているものとして次のものがあります。

 

歯周病

 

特によく言われるのが、「糖尿病」「心臓病」「早産」と歯周病の関連性です。

 

糖尿病との関連

糖尿病は歯周病発症の増加と進行に関与し、歯周病は糖尿病患者の血糖コントロールに悪影響を与えると報告されています。

重度の歯周病の場合、軽度の人に比べ2年後に糖尿病が悪化している率が6倍高くなるという研究結果が出ています。

また、過去の研究より、歯周病治療により糖尿病患者さんのHbA1c(糖化ヘモグロビン)を減少できたとの報告もあり、歯周病のような慢性感染症の治療は、糖尿病患者さんにとって必要不可欠であることが示唆されています。

 

心臓病との関連

歯周病の方は、健康な人に比べ心臓病発症の危険率が1.2~7倍高まるといわれています。

先にも述べましたが、歯周病は慢性感染性疾患です。慢性的に、すなわち持続的に感染が起こっていると、歯周病原細菌および感染により放出された生理活性物質(炎症メディエーター)が断続的に血管内に入り込みます(菌血症)。その結果として感染性心内膜炎を引き起こしたり、あるいは動脈内にアテローム斑を形成して動脈に障害を与え、アテローム性動脈硬化症を誘発したりすると考えられています。

 

早産・低体重児との関連

メタ分析より、歯周病の妊婦は健康な人と比べて早産となる危険率が約2倍、低体重児出産となる危険率が約4倍であることが示されています。慢性感染症である歯周病により、血行性に直接歯周病原細菌の感染が起こる可能性、あるいは炎症メディエーター(サイトカインやプロスタグランシン)が血行性に子宮筋の収縮を起こす可能性が考えられています。

また、過去の研究により、歯周病の妊婦で歯周病治療を適切に施された方の早産・低体重児のリスクは、健康者と変わらないレベルにまで低減されることがわかっています。

 

他にも「「癌」「HIV」」「誤嚥性肺炎」「脳卒中」などとの関連性が指摘されています。

 

研究が進み、今や歯周病は、お口の中だけの病気ではない

というのが専門家の共通認識です。

「歯周病=歯を失う」という理解ではなく

「歯周病=命にかかわる可能性もある」という認識の転換が

必要です。

 

なんだか怖いお話しになってきましたが、逆を言えば、

信頼できる歯科医院にて、しっかり検査・治療を行う

事でこれらの全身疾患の改善・予防につながるとも言えます。

院長対談2

 

 

¶歯周病管理のプロである歯科衛生士による徹底管理

歯周病治療は他の治療よりも「計画的な管理」「患者様のライフスタイルへの精通」「信頼関係」を必要とします。

これを達成させる為には、ドクターの経験・技能はもとより、管理を行う歯科衛生士の技能、人間性、そして患者様情報の一元管理が大切となります。当院では信頼できる歯科衛生士を揃え、セキュリティを徹底した情報管理を行っております。

 

衛生士集合

 

 

¶院長から一言

さて皆さん、こんな症状はありませんか?

 

  1. ハミガキすると歯茎から出血する。  2. 歯肉が赤く腫れている。  3. 歯茎から膿が出る。  4. 食べ物が歯の間にはさまりやすくなった。  5. 昔より歯が長くなったように見える。  6. 朝起きた時、口の中がネバネバする。  7. 歯がグラグラする。  8. 歯が浮いた感じになる。  9. 口臭があるとよく言われる。

 

これは歯周病の典型的な症状です。

 

歯周病は、成人の方の約8割が罹患しているという統計があります。

そして、虫歯と異なり歯周病は痛みもなく進行していきますので、気付いた時にはもう手遅れ(抜歯)ということが多い病気です。

 

上記のような症状は歯周病のサイン(兆候)です。

お早めに受診されることを強くお勧めいたします。

 

 

+歯周病治療、個別相談会へのご案内

当院では、歯周病治療に関しての疑問・不安・質問などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いません。私達にお話しして頂けたらと思います。
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