患者様が快適に来院して頂くための当院の特徴をまとめました。
当院では大学病院レベルの滅菌体制・衛生管理を採用しています。
衛生管理は医療機関として当然の責務であり、基本です。
患者様だけでなく、働くスタッフのためにもこの部分はしっかり行っております。
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洗浄が非常に難しいコントラアングルおよびタービンの内部回路の血液・唾液や汚れを洗浄し、注油後、「バックフラッシュ」という工程を経て、外部のみでなく内部まで滅菌できる唯一のシステムです。 患者様ごとに全てのタービン類を滅菌しております。 |
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一般的な滅菌器(オートクレーブ)では滅菌できないチューブやプラスチック類等、あらゆる機材の滅菌が可能なホルマリンガス滅菌器です。ウィルス(HIV・HBV等)に対する殺菌においても抜群の効力を発揮します。 |
その他、超音波洗浄器やオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)などを用い、院内感染予防に努めております。
患者様のプライバシーを考え、当院の診療室はすべて「半個室」「個室」です。
診療の時間帯は、私たちと患者様だけの時間ですので、ご希望、お悩み、理想などなんでもお話しください。
歯科治療は患者様の声があってこそのものです。
その声をしっかりと聴き、それにプロである私たちの
考えを調和させることが大切。
患者様の理想を100%かなえたいのは私たちも同じですが、
ケースによっては歯科医学的に難しい場合、長期間機能しない
場合などがあります。その場合は、できる限り患者様の
ご要望を取り入れますが、プロとしてのご提案もさせて
いただきます。
また、当院では「セカンドオピニオン」も積極的に導入しております。
聞きなれない言葉かもしれませんので、少しセカンドオピニオンのご説明をしたいと思います。
ある症例を100人の医師が診断したとします。
その結果、治療内容はどうなると思いますか?
患者さんは「1つの答え」に落ち着くと思うかも
しれませんが、実際は何パターンもの治療法が
提示されることになります。
これは歯科医師の考え方・流派・得意不得意が存在するためです。
まずはこの事実を理解して下さい。
「この症状であれば、この治療しか存在しない」という事はまずありません。
こうなってしまうと、「どの治療が適切なの?」と不安に感じてしまうと思います。
しかし、どの治療法が良いのかは患者さん自身の「価値観」に左右されることとなります。どの治療法にもメリット・デメリットが存在しますので・・・。
治療法の選択に悩んだ場合、患者様ができることは、それぞれの治療法のメリット・デメリットを理解し、御自身の価値観に合った治療法を選択することです。
しかし、1人の歯科医師の話だけでは、先ほども申したようにその歯科医師の考え・流派・得意不得意によって提案する治療法が異なります。
そこで「セカンドオピニオン」が登場します。
複数の医師の提案する治療法を聞き、その中で患者様の価値観に合った治療法を選択してください。
また、セカンドオピニオンは単に複数の医師の「考え」を聞くだけではありません。
その医師の「人柄」なども直接に感じることができます。
「この先生になら任せても大丈夫だ」
「この先生が提案する治療法なら・・・」といった感情も生まれてくるでしょう。
歯科医療は「人と人」が信頼関係に基づいて行う治療です。
「この先生になら!」と思える歯科医師を見つけるためにセカンドオピニオンを利用するのも1つかもしれません。
当院では、カールツァイス社製 OPMI pico with MORA interface / 3CCD, バリオスコープ, LED 仕様を導入しています。
マイクロスコープは、医療用の「顕微鏡」です。視野を約20倍にまで拡大できるため、非常に繊細な治療が可能となります。特に根管治療(歯の根の治療)やう蝕治療、マイクロサージェリー等の分野にて威力を発揮します。
マイクロスコープは肉眼と比べどのくらい視野を拡大できるかの比較は下記になります。
岩野歯科クリニックが診療において大切にしている4つをご紹介します。
これは「できるだけ歯を削る量の少ない」「できるだけ抜かない」治療を行い、「歯の寿命を延ばそう」という考えです。
歯を削ってつめ物・かぶせ物をすれば治療が終了し、以前よりも歯が頑丈になったとイメージされるかもしれませんが、実は治療をすればするほど歯は弱くなります。
最終的には削る歯もなくなり、抜歯、そして入れ歯・インプラントなどの運命をたどるのが今までの一般的な歯科治療でした。
しかし、近年では歯科材料技術の進歩もあり、
今までの治療法とは異なる考え方が徐々に
歯科界に浸透してきています。それがMI
(できるだけ歯を抜かず、削る量を少なくした治療を行い、健康な歯を残していくという考え方)です。
MIベースの治療を行う事で、歯の寿命を大幅に
伸ばすことができ、長期にわたってご自身の歯で生活することも夢ではなくなりました。
当院では「できるだけ歯を削る量を少なくした」「できるだけ歯を残した」MI療法を採用しております。
詳しくは虫歯治療をご参照ください。
「お口と全身疾患?」と思われるかもしれません。
実は、皆様が思われているよりも、お口と全身の
健康とは密接にかかわりあっています。
たとえば、歯周病。
これは歯周病菌が原因で、低体重児出産、糖尿病、
誤嚥性肺炎などの病気と関連しているという報告が
出ています。詳細はこちらをご参照ください。
また、インプラントの場合は外科処置を伴いますので、
「糖尿病の方」「肝疾患の方」「心臓病の方」などはインプラントができるか否かを慎重に判断しなければなりませんし、できる場合でも現状をしっかり把握する必要があります。
当院では、全身疾患を考慮したお口の治療を行い、ケースによっては主治医と連携し、安全な治療を実施しております。
これは、「1口腔1単位療法(木も見て、森も見る)」といった方がわかりやすいかもしれません。
つまり、治療する部位だけを診て、その部位のみの治療を
するのではなく、お口全体の状態を把握し、全体のバランス
を考えながら治療をするという考え方です。
お口は皆様が思っているよりも非常に繊細な器官です。
バランスが少し崩れただけでも、他の歯への悪影響、
引いては体の健康とも密接に関係していますので、
中長期的に機能する口腔環境を作り上げるためには、
「木を見て、森を見ず」ではなく「木も見て、森も見る」
という診療スタイルが大切になります。
患者様によっては「悪い部分だけを治してくれ」というようなご希望もあると思います。その場合はご希望通りにいたします。無理強いは決していたしません。
しかし、中長期的に機能するお口の環境を整えたい場合は、遠慮なくお伝えください。
患者様のお口、そして健康にとって適切な治療法をご提案いたします。
歯医者さんは「治療」するとことですので、「痛み」が伴う事もあります。
最近では医学の進歩もあり、痛みを抑える方法もあります。
当院では、快適な治療を受けて頂くため、次のステップで「可能な限り痛みを抑えた治療」を実施しています。
注射する部位に、事前に麻酔液を塗ることで注射時の
痛みを抑えます。
麻酔液の温度も痛みの原因となります。
しかし、事前に体温まで麻酔液を温めることでその痛みを
軽減することが可能となります。
現在、歯科医院で利用できる針の中でも小さい針
を当院では利用しています。太い梁よりも細い針の方が
痛みが抑えられるのはイメージできますよね。
これは麻酔液の注入速度をコントロールできる機器です。
急激に麻酔液を注入してしまうと、細胞が膨張し
痛みの原因となりますので、注入速度を機械で
コントロールすることにより、細胞の急激な膨張を防ぎ、
痛みを軽減させます。