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歯科衛生士のためのペリオ・インプラント重要12キーワードベスト240論文 出版

2018-01-09

皆様新年明けましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願いいたします。

先月、私も編集に携わりました「歯科衛生士のためのぺりお・インプラント重要12キーワードベスト240論文」が出版されましたのでご紹介いたします。

私が担当させていただいたのは、インプラント編、ペリオ編に続き3冊目となります。

編集委員は、東京医科歯科大学歯周病学講座教授 和泉雄一先生、日本大学歯学部歯周病学講座教授 佐藤秀一先生、日本臨床歯周病学会専務理事 武田朋子先生、東京医科歯科大学歯周病学講座 水谷幸嗣先生、松浦孝典先生、日本大学歯学部歯周病学講座 高山忠裕先生、歯科衛生士 村上恵子様、私の8名です。

水谷先生、松浦先生とは前回のペリオ編からのお付き合いですが、本当に優秀な先生方で、一緒に仕事をしていてとても楽しいです。高山先生は私の医局時代の後輩で、医局で最も優秀なドクターの一人です。私を含め4人が実動部隊となり、大変充実した編集作業を行うことができました。親しくさせていただいたご縁で、何度か一緒に飲みに行ったりもしましたね。

内容としましては、歯科衛生士臨床において欠かせない12分野において、被引用数の多い上位20論文のうち、特に重要度の高い4論文は構造化抄録に挿絵を加えて分かりやすく表現し、次に重要な4文献は抄録訳を掲載しました。

また付録には歯科衛生士臨床における臨床の疑問にエビデンスで答えるQ&Aを掲載しました。

読みやすく面白い書籍が出来たと思います。是非多くの先生方、歯科衛生士の方々にお読みいただきたい本です。ちなみに当院のスタッフには全員に配りました!

今回、このような機会をいただけたこと、また有意義な時間を過ごせたことに心より感謝申し上げます。

 


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ペリオのための重要16キーワードベスト320論文 臨床編 出版

2015-09-16

この度、書籍「トムソン・ロイターが選出 ペリオのための重要16キーワードベスト320論文 臨床編」が発刊されました。私も編集委員の一人として製作に携わりましたのでご紹介いたします。

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編集委員は、日本歯周病学会理事長 和泉雄一先生、私の恩師で日本一のペリオドンティスト 日本歯周病学会元理事長 伊藤公一先生、お世話になっております日本大学歯学部歯周病学講座教授 佐藤秀一先生、ご一緒する機会が多くいつも大変良くしていただいております日本臨床歯周病学会専務理事 武田朋子先生、東京医科歯科大学 水谷幸嗣先生、松浦孝典先生、そして私の7名です。

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水谷先生、松浦先生とは初めてお会いしましたが、流石和泉先生の連れていらした先生方、本当にデキる!方々です。能力が高くやる気のあるお二人との仕事は、とても有意義で楽しいものでした。水谷先生とは色々と共通点も多く、個人的に飲みに行ったりと親しくさせていただきました。感謝!

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本書は、昨年発刊後大変好評を得ております、「インプラントのための重要12キーワードベスト240論文」の続編として製作されましたが、私自身2冊目ということもあり、また能力の高いお二方のおかげもありまして、厳選された論文と付録による、大変内容の濃いものとなりました。自信を持っておすすめできる一冊です。

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また今回は何と言っても、恩師の伊藤公一先生と初めて一緒に仕事をさせていただいた、というのが大きいですね。このような形でご一緒できる機会があるとは夢にも思っていなかっただけに、本当、心より感謝です。著者紹介でも、光栄なことにたまたま伊藤先生のお隣に・・・

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編集会議を通じて、伊藤先生の偉大さを再認識いたしました。伊藤先生は本当に真面目な方で、自身の請け負った仕事は、どんなに忙しくてもきっちりこなします。今回は用語解説や付録を執筆していただいたのですが、丁度忙しい時期と重なり、時間が割けないとおっしゃりながらも、夜中の1時になってメールでお送り下さったり。挿絵の細部にもこだわり、伊藤先生の納得いく絵にするため、こんな写真を撮ってみたり。

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会議中やメールでは、若輩である私のことを「岩野委員長」と立てて下さるお心遣い。厳しさの中に優しさがあり、会議中厳しいご意見も下さりましたが、医局時代を思い出してとても懐かしい気持ちになりました。

校正を重ね、製本された時には、安堵感とともに大きな喜びに包まれました。

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徹夜続きの日々もありましたが、充実した内容の濃い時間を過ごすことができました。このような貴重な機会をいただけたことに心から感謝するとともに、この書籍が多くの先生方の臨床や発表、講演活動の一助となりますよう祈念いたします。


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重要8キーワードに学ぶ すぐ見てわかるインプラント101症例集

2015-08-19

インプラント臨床研究会では、年に一度行われます全員発表研修会の発表症例をまとめて、毎年書籍として発行しております。

今年は、昨年当会より発刊し、ベストセラーとなっております「インプラントのための重要12キーワードベスト240論文」を受け、例年と趣向を変えて作られました。

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私も今回は編集委員として書籍製作に携わらせていただきました。書籍名は「重要8キーワードに学ぶすぐ見てわかるインプラント101症例集」。

キーワードごとにインパクトの高い10論文を選出し、特に重要な2論文を選定、抄録を掲載しました。

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キーワードごとに症例が掲載されており、エビデンスと臨床とをリンクして理解しやすい作りとなっています。

また本書では、論文の読み方、書き方について巻頭企画が設けられており、東京医科歯科大学塩田先生とともに、私も執筆させていただきました。

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当会の先生方の臨床レベルが推し量れるとともに、日常臨床の一助となる一冊。諸先生方のお役に立ちますよう祈っております。


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歯科インプラント専門誌への連載スタート

2015-03-18

今月発行されました歯科専門誌Quintessence DENTAL Implantology 2号より、所属スタディーグループ CISJ サイエンス委員会による連載がスタートしました!サイエンス委員会は、田中会長主導の下、先日発売し、大変好評をいただいております書籍「インプラントのための重要12キーワードベスト240論文」の編集委員が主要メンバーとなり、結成されました。引き続き東京医科歯科大学歯科インプラント学講座 塩田真准教授にオブザーバーとして参加していただき、若輩ながら私が委員長を務めさせていただいております。

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テーマごとにキーワードを決め、インパクトの高い関連論文をピックアップし、エビデンスの現状について整理します。第一回のキーワードは「Bio-Oss」。

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これから全12回、約2年に渡って掲載させていただく予定です。購読されている先生方の、インプラント関連のエビデンスの整理にお役立て頂ければ幸いです。私自身も大変勉強になり、このような機会が得られたことに心から感謝しております。

 


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専門誌 ザ・クインテッセンスに掲載

2014-09-10

この度、歯科専門誌の中でも最大部数を誇る雑誌「ザ・クインテッセンス」に論文が掲載されました。

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根面被覆術の新手法―Bidirectionally Positioned Flap Sugery―と題しまして、根面被覆術のベーシックな手法および新しい手技について、文献的考察を交えながら10ページに渡り紹介させていただきました。

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多忙な時期にはこのようなことが重なるもので、時間を捻出するのに大変苦労しましたが、自分の症例をまとめて論文にするというまたとない機会を得ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。また私の考案した新しい根面被覆術を多くの先生方へお披露目できたことに対し、光栄かつ嬉しく感じております。多くの先生方にお読みいただければ幸いです。


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歯科専門誌に掲載

2014-07-28

暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この度、歯科国際誌の中でも臨床家の間で人気の高い、「The International of Periodontics & Restorative Dentistry」日本語版の巻頭付録を担当致しました。

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私の執筆させていただいたお題は、「欠損顎堤の分類の変遷」です。

欠損補綴の主流が義歯からインプラントへと移り変わるのに伴い、欠損顎堤の分類も義歯補綴からインプラントを目的としたものへと変遷してきたことを、細かな年表と共に紹介しております。

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結構手間が掛かりましたが、これが諸先生方の臨床の一助となれば幸いです。

またこのような貴重な経験ができたことにも感謝ですね。

 


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トムソンロイター社が選出 インプラントのための重要12キーワードベスト240論文

2014-06-02

先日お伝えいたしましたように、昨年5月より1年間に渡り編集、製作に携わって参りました、書籍「トムソンロイター社が選出 インプラントのための重要12キーワードベスト240論文」がついに発刊されました。

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実は少し前より発売されているのですが、非常に好評で、在庫切れのためすでに増刷したとのこと。シエン社における書籍販売ランキングにおいても、現在第2位と、トップを伺う勢いです!これはすごいことです。

私の担当したページの一部を載せますと

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こんな感じや

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こんな感じ。

前半には、インプラント治療に欠かせない12のキーワードごとに、被引用件数の多い20論文を、後半には学会や講演会、雑誌等に頻回登場する重要な分類、論文をそれぞれ掲載してあります。これまでなかった、しかし臨床上とても有用な書籍が出来上がりました。皆で遅くまで頑張ってきた甲斐がありますね。私自身非常に勉強になりました!

この本が諸先生方の臨床の一助となれば幸いです。


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