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CISJ 特別講演会 忘年会 そしてサプライズ

2014-12-13

先日の土曜日、奥羽大学歯学部教授 関根秀志先生をお迎えし、所属スタディーグループの一つであるCISJの特別講演会が行われました。

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当会特別研修会を担当させていただいている関係で、関根教授とは密に連絡を取らせていただきましたが、謙虚で本当に素晴らしい人格者でいらっしゃいます。講演内容はインプラントのリスクマネージメントについてであり、我々が常に考えなければならない非常に示唆に富んだものでした。

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講演会終了後には、恒例の忘年会が行われました。会場は瓢庵。風情あるお店です。

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忘年会の席には、関根先生とともに、当会のためにいつもご尽力いただいております、東京医科歯科大学塩田真准教授にもご臨席いただきました。塩田先生は日本を代表するインプラントロジストであり、これまた素晴らしいお人柄でいらっしゃいます。仕事もできて人格も素晴らしい方は、心から尊敬してしまいますね。

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途中私にとってのサプライズがありました。田中会長より、会のために多大なる貢献をしたとのことで、「インプラントバカ認定証」の表彰をしていただいたのです!400名を超える会員の中から表彰していただけるだけでも、大変光栄なことです。

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しかもこの賞は、40年続く歴史と伝統のある当会において、田中会長が10年以上前に受賞して以来の非常に栄誉あるものだとのことで、大変恐縮するとともに、身の引き締まる思いです。これからも会のため、ひいては日本の歯科医療発展のために尽力していこうと、思いを新たにしました。

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240論文 出版記念講演

2014-10-24

私共の編集いたしました書籍「インプラントのための重要12キーワードベスト240論文」が、歯科界におけるベストセラーとなったことを受け、この度内容の詳しい説明を兼ねた出版記念講演会が行われ、私も講演して参りました。

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今回の講演内容はエビデンスについてもののであり、日大歯周病学講座に長く在籍し、抄読会や研究を一生懸命頑張ってきたことがここに繋がっているんだなと、強く感じました。自分のことのように協力してくれる好士先生、西原先生、高野先生には心から感謝ですね。いい後輩を持って幸せです。

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講演はとても好評で、ディスカッションも活発に行われました。

改めてこのような機会を頂けたことに感謝致します。

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井汲前会長の仰ったように、エビデンスは自分のためでなく患者さんのためにあるのだということを胸に置き、これからもエビデンスに基づく臨床ができるよう日々努力していきたいと思います。


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歯科界の祭典 日本国際歯科大会にて講演

2014-10-14

10月10日(金)~12日(日)まで、4年に一度行われる歯科界最大の大会、クインテッセンス出版主催 日本国際歯科大会が行われました。私も日本インプラント臨床研究会を代表して講演する栄誉を得、無事務めて参りました。会場はパシフィコ横浜。

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日本国際歯科大会では、日本のみならず世界中の著名な先生方が講演されます。会場へは全国から5、6000名の歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士が集まり、大盛況の3日間でした。

初日の目玉はRenbrant先生のご講演。考え方が非常にクリティカルで、どんどん引き込まれます。欲しかった先生の著書がサイン入りで手に入るとのことをクイントの方から教えて頂き、ミーハーですが一緒に写真を撮っていただきました!

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二日目に私共の講演会が行われました。私は「トムソンロイターのキーワードでペリオを考える 包括歯科治療における歯周治療の重要性―infection control から tissue management まで―」と題して、40分間の講演を行いました。EBMの重要性について、症例を交えてお話しさせていただきました。

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会場へは、私の父や尊敬する澤本先生もいらして下さり、いささか緊張致しましたが、彼らの前で話すことができたことは、自分にとって非常に貴重な機会となりました。

座長の東京医科歯科大学口腔インプラント学講座 塩田真先生、一緒に講演させていただいた中野先生、水口先生、笛木先生、どうもありがとうございました。

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また今回もスライド作りに協力してくれた、日大の好士先生、西原先生、高野先生に感謝です!

夜は日本インプラント臨床研究会の懇親会。グランドインターコンチネンタル最上階の個室にて、美味しい料理とお酒を戴きました。

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その後澤本先生を含む日大の先生方(演者に日大の先生方が何と多いこと!改めて日大の偉大さを再確認しました)と合流し、夜中まで楽しく飲ませていただきました。歯科に対して真摯に取り組む方が多く、とても多くの情報が得られた時間でした。

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最終日には、新潟大学時代の同級生で、バスケ部スキー部ともに一緒だった小口先生と、久々に(10年ぶりくらい?)再会しました!

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小口先生は、日吉歯科診療所の熊谷崇先生の下で修業を積み、その診療スタイルを受け継ぐとともに現在非常に活躍しているドクターです。学生時代の懐かしい日々が思い出され、とても素晴らしい再会となりました。

今回も非常に内容の濃い3日間を過ごすことができました。多くの出会いがあったことにも感謝致します。この経験を日々の診療に還元し、これからも精進して参ります。


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専門誌 ザ・クインテッセンスに掲載

2014-09-10

この度、歯科専門誌の中でも最大部数を誇る雑誌「ザ・クインテッセンス」に論文が掲載されました。

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根面被覆術の新手法―Bidirectionally Positioned Flap Sugery―と題しまして、根面被覆術のベーシックな手法および新しい手技について、文献的考察を交えながら10ページに渡り紹介させていただきました。

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多忙な時期にはこのようなことが重なるもので、時間を捻出するのに大変苦労しましたが、自分の症例をまとめて論文にするというまたとない機会を得ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。また私の考案した新しい根面被覆術を多くの先生方へお披露目できたことに対し、光栄かつ嬉しく感じております。多くの先生方にお読みいただければ幸いです。


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日本インプラント臨床研究会 特別研修会

2014-08-04

昨日は、私の所属スタディーグループの一つである、日本インプラント臨床研究会特別研修会が開催されました。特別研修会は私が担当しております関係で、今回の講師は、日頃からお世話になっている、中野予防歯科研修会顧問の景山正登先生、飯田しのぶさんにお願いいたしました。

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日頃中予歯研にて勉強させていただいております清水、9月より新しく当院にて勤務予定の長谷川、開業時より勤務している加藤、以上3名の歯科衛生士も参加いたしました。

景山先生の講演は何度も拝聴しておりますが、今回も非常に素晴らしいものでした。聴くたびに新たな発見と気付きがあります。20年以上の長期経過症例を例示しながら、エビデンスを基にしつつも、日常臨床で遭遇するトラブルへの臨機応変な対応も盛り込み、実際の臨床に即したとても内容の濃いものでした。ひとつひとつの手技やステップが正確であることは言うまでもありません。

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飯田さんの講演は2回目ですが、話がお上手で訴えかけてくるようでとても引き込まれます。衛生士として何を考えどのように患者さんに対応しているのか、本当に勉強になりました。当院の衛生士達も、目指すべきものが少し見えたのではないかと思います。

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当会の会長が新しくなって初の講演会とのことで、最後に皆で集合写真を撮りました。なかなかいい写真ですね!

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講演終了後は、景山先生を囲んでの懇親会。楽しくも充実した一日でした。新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。


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歯科専門誌に掲載

2014-07-28

暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この度、歯科国際誌の中でも臨床家の間で人気の高い、「The International of Periodontics & Restorative Dentistry」日本語版の巻頭付録を担当致しました。

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私の執筆させていただいたお題は、「欠損顎堤の分類の変遷」です。

欠損補綴の主流が義歯からインプラントへと移り変わるのに伴い、欠損顎堤の分類も義歯補綴からインプラントを目的としたものへと変遷してきたことを、細かな年表と共に紹介しております。

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結構手間が掛かりましたが、これが諸先生方の臨床の一助となれば幸いです。

またこのような貴重な経験ができたことにも感謝ですね。

 


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第一回PDS研究会ケースプレゼンテーションに参加

2014-07-15

岩野歯科クリニック 清水です。

先日行われた第一回PDS研究会ケースプレゼンテーションに参加させて頂きました。

会場はこちら。

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東京医科歯科大学の鈴木章夫記念講堂です。

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広々とし、非常に綺麗な建物です。

そんな会場で行われた今回のケースプレゼンテーションのテーマは”チーム医療”。

20年以上のキャリアを持ち、今もご活躍されている歯科衛生士の方々から貴重なお話を伺うことができました。

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臨床でのテクニックやアイディアはもちろん、TBIから築くことのできる患者さんとの信頼関係や、さらにドクター、他のスッタフとのチームワークの重要性など長年にわたる経験を通じて感じたことを教えて頂きました。

このように学ぶ機会を頂いたので、私も当院で活かせるよう、今後も向上心を忘れず頑張ろうと思います。

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日本歯周病学会 指導医取得

2014-06-13

先日は一日クリニックをお休みさせていただき、岐阜にて行われました第57回春季日本歯周病学会学術大会に出席して参りました。

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会場は長良川国際会議場。世界に発信するとのテーマで行われた本大会は、日本の研究レベル、臨床レベルの高さを実感できる素晴らしい学会でした。

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会場では、私も受験しました、指導医試験の結果が発表されていました。

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今回の合格者は、日頃から仲良くさせていただいている、練馬区ご開業の竹之内先生と2人だけ。何とも感慨深いですね。これで無事日本で251人目の指導医となりました。

指導医を取得し、当院を研修施設登録すれば、岩野歯科クリニックで歯周病専門医を育てることができるようになります。世界で最も多くの方が罹患している疾患(とギネスブックに載っています)である歯周病の治療を、高いレベルで実践できるドクターを一人でも多く輩出することは、多くの患者様にとって非常に有益なことだと確信しております。地域医療のみならず日本の医療発展のために寄与できるようこれからも努力して参ります。

当日は親友の松本先生ご夫婦、親しくさせていただいている日大予防歯科所属歯科衛生士の坂井さんともお会いし、旧交を温めました。これも学会の醍醐味ですね!

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トムソンロイター社が選出 インプラントのための重要12キーワードベスト240論文

2014-06-02

先日お伝えいたしましたように、昨年5月より1年間に渡り編集、製作に携わって参りました、書籍「トムソンロイター社が選出 インプラントのための重要12キーワードベスト240論文」がついに発刊されました。

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実は少し前より発売されているのですが、非常に好評で、在庫切れのためすでに増刷したとのこと。シエン社における書籍販売ランキングにおいても、現在第2位と、トップを伺う勢いです!これはすごいことです。

私の担当したページの一部を載せますと

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こんな感じや

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こんな感じ。

前半には、インプラント治療に欠かせない12のキーワードごとに、被引用件数の多い20論文を、後半には学会や講演会、雑誌等に頻回登場する重要な分類、論文をそれぞれ掲載してあります。これまでなかった、しかし臨床上とても有用な書籍が出来上がりました。皆で遅くまで頑張ってきた甲斐がありますね。私自身非常に勉強になりました!

この本が諸先生方の臨床の一助となれば幸いです。


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ゴールデンウィークは家族旅行へ

2014-05-12

ゴールデンウィークは久しぶりに家族と過ごす時間が取れましたので、家族旅行へ出掛けました。目指すは西日本。

初日は岡山。5年前に学会で訪れて以来です。前回も同じ5月でしたね。

日本三名園のひとつ、岡山後楽園でその景観を堪能し(子供達は鯉のエサやりに興じておりましたが)、

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内堀で白鳥の足こぎボートに乗った後(風が強くて漕ぐのが大変!家内と二人、足がパンパンになりました・・・)、

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岡山城天守へ。安土城を模したともいわれる天守は特徴的で、威風堂々たる姿に思わず見入ってしまいます。その漆黒の外観から烏城(うじょう)とも呼ばれておりますが、度々訪れている松本城に似ているな、と思っていましたら、松本城はなんと烏城(からすじょう)と呼ばれているとのこと。勉強になります。そういえば、我が家の御贔屓、坂東三津五郎さんもお城が大好きでしたね。

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ゴールデンウィークということで、敷地内では子供向けのイベントが多数行われており、子供達もかなり楽しんだ様子。良かった!

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二日目は島根県出雲市へ移動して出雲大社へ。

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かねてから訪れたいと思っていながらなかなか叶わず、今回が初めての参拝です。

大国主大神のために天照大御神がお造りになったという、神話の世界から続く由緒正しき神宮。84代目の宮司は、天皇家に次ぐ古さとのことです。それだけでも有難い気分になりますね。

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平成の大遷宮の翌年ということもあり、皇室の方でさえ入れないという本殿内部が特別に公開されておりました。私は今年前扼ですので、この機会に厄払いをしていただきました。

境内では神楽が催されておりました。日本最古の芸能である神楽は、もともと神に捧げる儀式であったとのことですが、宮中の人々はきっと楽しんで観ていたことでしょう。歌舞伎が大好な我が息子も、その源流たる神楽の所作に興味深く見入っておりました。観終わると「楽しかった!」と一言。

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定番の出雲そばとぜんざいを戴き、歌舞伎の創始者である出雲阿国のお墓を通り、国譲り神話の舞台となった稲佐浜へ。ここは神在月になると、全国より八百万の神々がお集まりになるところです。

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ちょうど先日、大国主大神の登場する神話「因幡の白兎」を読んだばかりの息子にとっては、非常に良い勉強となったことでしょう。

そして夜は、この旅最大の目的、寝台特急サンライズ出雲に乗って東京へ!

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二階建ての個室は子供心をくすぐるらしく、いつまでも二人で窓の外を眺めつつはしゃいでおりました。

大変リフレッシュできた旅で、心も体も充電満タン!また日々の臨床を行う活力をもらった旅でした。

 


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