4月19日（土）および20日（日）の二日間、CISJの40周年記念大会が開催されました。会場は東京ミッドタウンカンファレンス。土曜日はお休みさせていただき、患者様にはご迷惑お掛けいたしました。

大会へは、お誘いした日大保存修復科出身の大岡先生、当会会員竹之内先生も出席されました。大岡先生とは以前一緒に病院へ出向していたこともあり、とても懐かしい再会でした。

初日午前中はジャパンセッション。朝早くから座長に症例発表にと大忙しでした。たまたま聴講されていた新潟再生歯学研究会顧問の榎本先生より、私の発表に対するお褒めの言葉を頂戴し、非常に恐縮するとともに身の引き締まる思いでした。先生はまた私の家内や父にも同様のお言葉を下さり、心から有難い思いでした。

午後はアジア口腔インプラント学会。著名な先生方の講演が目白押しで、あっという間に時間が過ぎていきました。

夜はリッツカールトンにてCISJ設立40周年記念祝賀会が開催されました。国内外より200名近い参加者をお迎えし、盛大な催しとなりました。幹部はタキシード着用とのことで、初めてタキシード姿に。ちなみに私のタキシード、家内のお着物はご近所のこそでやさんよりお借り致しました。いつも色々とお世話になります。

祝賀会におきましては、日本のオペラ界における第一人者でいらっしゃる、中丸三千繪さん（後援会特別顧問の安倍首相は、彼女をオペラ界のイチローと称されているそうです）による素晴らしい歌唱が披露されました。オペラ好きの私達夫婦も大満足！

二日目はワールドセッションおよびDHセッション。ワールドセッションでは、Henry Salamaはじめ世界の名だたる4名のインプラントロジストによる講演が行われました。それと並行して、DHセッションにおいては、安生朝子さん、加藤典さんと、日本のトップ歯科衛生士2名による講演が行われました。私はこちらでも、日大卒直後研修科の関先生ともに座長の任を務めさせていただきました。

当院の歯科衛生士も含め、多くの衛生士達で会場は満席。非常に盛況でした。

講演や学会委員など、方々でご活躍されている、日大予防歯科の衛生士のお二方、坂井さんと川本さんにも久しぶりにお会いしました。お二人とも変わらないですね。

二日間、朝から晩まで勉強し、非常に有意義な時間を過ごせました。また日々の臨床へと還元し、更なる高みを目指して努力して参ります。

私の所属しております日本インプラント臨床研究会は、今年で設立40周年を迎えます。ちなみに私自身も40周年。会と同じ1974年生まれです。

40周年記念事業として、記念誌の発刊（しかも歯科界にインパクトを与えるような）がなされることとなりました。井汲会長、田中専務よりお声掛けいただき、私も昨年4月より1年間、編集委員として記念誌の作成に携わって参りました。

会議はいつも御茶ノ水。月に1～2回、多いときは週に1回、懐かしの御茶ノ水へ通いました。

内容は発刊後詳しく触れますが、インプラント臨床に欠かせないエビデンス満載の、非常に良い本が出来上がりました！

本当に大変でしたが（夜中3時まで残ったこともありました）、このような有意義でやりがいのある事業に携われたことは、私自身にとって誇らしくも貴重な経験となりました。論文選択や編集校正の過程では、医局時代に培った（特に抄読会のために好士先生や西原先生と日夜努力した）経験が大変役立ちました。また後輩の高野先生、津則先生には、色々と無理を聞いていただき非常に助かりました。改めて日大歯周病科に在籍して良かったと思います。

最後の編集会議の後、打ち上げが行われました。日本を代表する臨床家である編集委員の先生方、貴重なご意見を下さった東京医科歯科大学塩田准教授、同じ方向を向いてともに一つの物を作り上げる仕事が出来ましたことを心より感謝申し上げます。1年間どうもお疲れ様でした！

昨日は日本顎咬合学会関東甲信越支部学術大会にて発表をして参りました。会場はJA共済ビルカンファレンスホール。

日本顎咬合学会は、会員数7000名以上の大きな学会ですが、関東甲信越支部はその約半数が在籍する大所帯です。今回は、学会理事であり、日頃からお世話になっている内田剛也先生のご推薦により発表の機会を得ました。内田先生には心より感謝申し上げます。

私は午後に行われました、元OJ会長で現顎咬合学会副理事長、上田秀朗先生のご講演に引き続き発表させていただきました。内容は私の考案した露出歯根面被覆術の新手法について。

内田先生のお誘いで懇親会へも参加して参りました。先生は顎咬合学会理事長渡辺隆史先生、上田副理事長はじめ多くの先生方に私をご紹介下さり、お話しさせていただくことができました。内田先生の人脈の広さに驚くとともに、心から感謝した次第です。

先生方より頂戴したお褒めの言葉は、全て恩師の伊藤教授のお陰でもあります。これを糧とし、更なる高みを目指して精進しようと、決意を新たにした一日でした。

また今日から頑張るぞ！

昨日は休日を利用して、私の所属しておりますスタディーグループの一つ、日本インプラント臨床研究会の特別研修会に参加して参りました。

会場はいつも通り東京ステーションコンファレンス。

今回の講師は、私が昨年ライブオペコースに参加させていただき、非常に感銘を受けました、日本を代表するインプラントロジストである白鳥清人先生にお願いいたしました。

ベーシックからアドバンスまで、非常に濃い内容はインプラント治療全般に渡りました。

先生がいかにルーティーンにレベルの高い臨床をされているのかが分かるとともに、我々の目指すべきところを示していただき、大変有意義な講演会となりました。

インプラント治療に関わらず、臨床において最も重要なのは、恩師の伊藤公一教授もおっしゃっていたように、適格な診査診断および治療計画の立案なのだと再確認させていただきました。

活発なディスカッションの後、懇親会が行われました。

今日からの臨床に対するモチベーションが一段と高まりました。

また是非ライブオペを見学しに行きたいですね。

2月8日、9日は日本口腔インプラント学会関東甲信越支部学術大会に出席して参りました。8日の土曜日はお休みさせていただき、患者様にご迷惑をお掛けいたしましたことをお詫び申し上げます。会場は例年通り京王プラザホテル。

土曜日は朝から雪が降り、一面銀世界。そんな中朝から多くのドクターが集まり、活発な討論が繰り広げられました。

土曜日は一般口演において座長に指名されていたため、務めて参りました。

本学会のメインテーマが「健康長寿につながるインプラント」であったことより、特に高齢者の方に対するインプラント治療や、要介護を見据えたメインテナンシビリティーの高い補綴設計等についての講演、発表が多く行われておりました。二日間を通してインプラントがいかに健康寿命の伸延に有効であるかを再確認でき、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

この二日間は、かつて同じ医局で研鑽した先輩であり、日本歯周病学会指導医、日本口腔インプラント学会専門医の関啓介先生とご一緒でした。近くにモチベーションの高い仲間がいるのは、非常に幸せなことです。

今回もまた多くの気付きや学びのあった学会でした。日々の臨床にフィードバックし、より高いレベルを目指して研鑽していきたいと思います。

皆様新年明けましておめでとうございます。

今年も岩野歯科クリニックは、スタッフ一同患者様お一人お一人に最良の医療をご提供できますよう研鑽して参ります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨日は、岩野歯科クリニック2回目の忘年会を開催いたしました。会場はデキスタシオンさん。成城駅近くの美味しいフレンチのお店です。

岩野歯科クリニックは今年で2年目となり、スタッフも昨年の4名から7名に増えました。継続して勤務してくれている全スタッフに感謝です。

歯科衛生士のみんなには日々の忙しい臨床の中、勉強会での発表やスキルアップなど、多くのことを求めていますが、みんな本当によくついてきてくれています。助手の二人はホスピタリティーに溢れ、またいつも診療が円滑に進むようテキパキと働いてくれ、お陰で気持ち良く仕事ができます。

皆さん一年間お疲れ様。来年も楽しく充実した一年が送れるよう、またより良い医療をご提供できるようお互い頑張っていきましょう！

11月24日は休日を利用して、今年で第三回目となる日本インプラント臨床研究会と日本歯科先端技術研究所との合同研修会が開催されました。会場は東京スクエアガーデン。

両会ともに日本口腔インプラント学会の指定研修施設であり、会員数は合わせて1000名を超える大所帯です。日本有数の規模を誇る両会合同で勉強会を行い、インプラントに関する見識をより深めていこうとのことから、2年前より開催されております。私も今回は準備委員としてお手伝いさせていただきました。

会員発表に加えて、特別講演として救歯会主催 黒田昌彦先生、東京歯科大学教授 吉成正雄先生のご講演がそれぞれ行われました。黒田先生のご講演は初めて拝聴いたしましたが、歯を残すこと、そしていかに長期的予後が重要かということが強く伝わってきました。我々の目指さなければならない医療の原点が垣間見れ、非常に示唆に富んだものでした。

講演終了後には懇親会が開催されました。

懇親会の席では会員の先生方と色々とお話しさせていただき、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

思いを新たにまた日々の臨床に向き合って参ります。

11月23日は祝日を利用して、日本インプラント臨床研究会主催特別講演会が開催され、出席して参りました。会場は株式会社松風。

今回の講師は、本年の日本口腔インプラント学会にて専門医特別講演をされた、日本歯科大学歯科麻酔学講座教授、砂田勝久先生にお願いいたしました。

当会の特別研修会を担当しております関係で、砂田先生とは何度もメールでやり取りさせていただきましたが、非常に気さくで偉ぶらず素晴らしい方だと感じておりました。

当日は拡大理事会を途中退席して先生をお迎えに上がりました。初めてお会いした砂田先生は、まさに思った通りの方でした。こんな教授の下で研鑽できる医局員は幸せでしょうね。

講演内容は緊急時の対応に関するもの。非常に有意義な、まさに明日からの臨床に役立つものでした。この内容を3時間に渡り飽きさせず話せる技術にも感服致しました。

講演会終了後は、砂田先生にもご出席いただいて、当会忘年会が開催されました。今年も例年通り浅草の瓢庵。

会の方は大変盛り上がり、非常に楽しい時間を過ごすことができました。

翌日朝から日本先端技術研究所との合同研修会が開催されることもあり、私は忘年会終了後帰宅しましたが、皆は二次会、三次会へと流れたようです。タフですね・・・

今月も中野予防歯科研修会定例会に参加して参りました。会場はいつもの景山歯科医院。今回も衛生士の清水と共に参加いたしました。

演者は宇田川先生。最近オフィスを移転拡張されたとのことで、非常に多くの患者様より信頼を得ているドクターでいらっしゃいます。

中予歯研は非常に優れた研修会です。単なるケースプレゼンテーションではなく、ケープレ後、ドクター、歯科衛生士に分かれ、それぞれ熱いディスカッションが繰り広げられます。

このような研修会を主催されている景山先生には頭が下がります。誘っていただけたことに感謝です。診療時間を削っての参加は当院の患者様にご迷惑おかけすることになってしまいますが、得るものは非常に多く、必ず当院へも還元いたしますのでご容赦下さい。

今回もまた、清水共々大きな刺激を受け、思いを新たに臨床へ向き合うことを誓ったのでした。